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フェラーリ512BBi

本体価格(消費税込) ASK
年式 1982年/昭和57年
走行距離 13600km
ロッソコルサ(Rosso Corsa)
車検 2年付
乗車定員 2名
修復歴
ミッション MT
ハンドル LHD
車両 並行
駆動 MR

フルオリジナル ブラックダッシュボード/ベージュレザーシート 工具・ワランティー・ブックレット・取説・記録簿・スペアタイヤ・スペアキー 国内初度登録1993年2月 2021年1月弊社アリアガレージファクトリーにてタイミングベルトなど交換済   


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【512BB】
フェラーリ・365GT4BBの時代からランボルギーニ・カウンタックと「公道世界最速」の称号を競いあっていたが、排気ガス規制が訪れて特にこの種の車両には深刻な問題となった。その対策としてフェラーリ・365GT4BBの排気量を約600ccアップし4,942ccとしたマイナーチェンジ版である。また多用されていたFRPやマグネシウムのパーツをコストダウンのためスチールやアルミニウムに置換し120kg近く重くなった。

それまでフェラーリの慣習として1気筒あたりの排気量を車両名としていたが、この車両のネーミングは排気量5リットルでシリンダー数12を意味している。BBとはベルリネッタ・ボクサー(Berlinetta Boxer )の略で、「2ドアクーペ」「水平対向エンジン」を意味するが、実際にはエンジンは水平対向ではなく180度のV型である。

929台が生産された。

エンジン
内径φ82mm×行程78mmで4,942cc、圧縮比9.2。4個のトリプル・チョーク・ウェーバーキャブレター付き。ドライサンプの12気筒DOHCをミッドシップに縦置きで搭載した。水平対向エンジンとされるが、厳密には180度のバンク角を持つV型である。排気量増加に関わらず公称最高出力はフェラーリ・365GT4BBの380hp/7,200rpmから360hp/6,800pmへダウンし、低回転域での取り回しが多少扱いやすくなったが、公称最高速度は302km/hと変更がない。

エンジン下部に2層構造で5速MTが組み込まれている。

シャシ
角型断面の剛管スペース・フレームに、サスペンションは前後ともウィシュボーンとコイルで後輪には4本のコニ製ショックアブソーバの組み合わせ。4輪ベンチレーテッドディスクブレーキを装備。

ボディ
ピニンファリーナとスカリエッティの共同作品による流麗かつ低いスタイルで、ボディは鉄とアルミにFRPで構成された。フロントスポイラーと側面にNACAダクトが追加された。前部ボンネットフードに後部のエンジンフードはカウル式で、各々車体中央から外側に向かって側面のフェンダー部分も含めて一体で開閉する。前部ボンネット内にはごく少量の手荷物が収納できた。内装はこの時代としては豪華で、インパネやシートも本革仕様で2シーター。この時代のフェラーリは製造時期によって細かな仕様や部品が頻繁に変更されており、従って各車両によって機関や装備の仕様等が微妙に違う場合もある。英国向け等として右ハンドル仕様車も存在し、米国向け仕様は5マイルバンパーやサイドマーカーを装備しており、外観等の仕様も微妙に異なる。

【512BBi】
1981年にボッシュKジェトロニックインジェクションを搭載した512BBiへマイナーチェンジされ、規制への対応で有利になるとともに始動性等の点で扱いやすくなった。トルクは46.0kgm/4,200rpmを発揮していたが、最高出力は公称340hp/6,000rpmに低下した。公称最高速度は280km/hとされた。
1007台が生産された。

リサイクル料金は預託済だが表示価格に含まれていないため購入時に別途必要となります。

※自動車リサイクル法とは? 自動車リサイクル法とは、廃車になった使用済みのクルマから出る有用資源をリサイクルし、環境問題への対応を図るための法律として、2005年1月より施行されました。クルマを解体する際に回収や再利用の難しい、フロンやエアバッグ、シュレッダーダストなどを自動車メーカーが責任を持って回収することになり、その処理費用をユーザーが負担することになっています。

>> (財)自動車リサイクル促進センター

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