7月8日　日曜日、工場新聞のお時間です。

先週の7月3日未明、フェラーリやマセラティなどイタリアを代表する数々の高級スポーツカーのデザインを手掛け、

世界を代表する自動車デザイナーの巨匠、

セルジオ・ピニンファリーナ氏が2日お亡くなりになりましたね。

私の中で一番、印象に残っている作品は、

クーペフィアットです。

この車を写真で最初に見たとき、今までにない衝撃が走り（ちょっと大げさですが・・）

当時、結婚を機にSUVに乗り換えたばかりでしたが、

奥さんに怒られながら買ってしまいました！

ご冥福をお祈りします。

今日から工場新聞でお届けする作業は、

フェラーリ 348 GT コンペテツィオーネ 納車点検作業　ＶＯＬ４です！！

先日のクラッチシステムを交換につづき

いよいよ、エンジンを降ろす作業に入りました。

先日の５１２TRと違い、エンジンを吊るして降ろすのではなく、

フェラーリ348の場合、

サブフレームの上にエンジンが乗っていて、それと一緒にリアサス周り付いているのです。

これは、レーシングカーと同じ手法なので、

サブフレームをボディーから取り、エンジンは下に落とすように降ろして行きます。

ゆっくりとゆっくりと慎重にエンジンを降ろすメカニック。

いつになく真剣な目つきで作業に取り組みます。

この後、タイベル、テンショナーベアリング等交換、カムシール交換等の作業をしていきます。

その模様は次回で、kan

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