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ギターアンプ7号機 部品集め①

2018.05.16

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皆様こんにちは。工場のハムでございます。これから暫くは、ギターアンプ製作ネタで繋いでいこうと思います。

配線図は現在難航中。基本回路は割とありきたりなチューブギターアンプなのですが、チャンネル切り替え回路が結構大掛かりなので、全体を1枚に収めようとすると、A3サイズビッシリになりそうで、公開できるのはまだ先になりそうです。

なので今回は、並行して進めている部品集めのコンデンサ編で、マニアックというか自己満足な話を垂れ流してみようかと。

かつては色々なコンデンサの銘柄を試して、その結果に一喜一憂していたのですが、最近では大体決まった品に落ち着いてきました。

まずは電解コンデンサとオイルコンデンサ。

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B電源の平滑には、JJ製のブロックコンデンサが場所取らなくて便利なのですが、今回はF&T社の電解コンデンサを使用することに。上の黒いやつですね。

そこそこ安くて音が良い。しかも黒くてカッコ良い。そこに、近所のサトー電気で安く売っているからという理由で、おまじないみたいなものですが高耐圧のオイルコンデンサを一部パラで入れてます。

プリ段のカソードにはSANYOが誇るOSコン。使い始めてから調子が出るまで時間は掛かるが、調子が出た時の音抜けの良さは、また次も使いたいと思わせる品。そういえば最近SANYOって聞かないなと思ったら、いつの間にかパナソニックに吸収されていたのですね。とっくに生産が終わった品のため、扱う店が減っている上にスゴく値上がりしているので、見つけたら買うようにしていたら結構な本数溜まっていました。

出力管のカソードには耐圧が足りなくてOSコンを使えないので、そこにはニチコンのファインゴールドを使用。

プリ段のヒーターはDC点火するので、そこにも電解コンデンサが必要。ここは拘りなく値段で選んでいます。

 

次はフィルムとセラミックコンデンサ。

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カップリングコンデンサには、ELOのMKT1813を以前は多用していましたが、どうも何か平凡な音だよなと思うようになり、最近はMalloryの150’sをメインに使っています。黒いJANTZENの1μFは、耐圧が高いのでプリ段B電源の電解コンデンサや出力管のカソードにパラで入れてます。以前はこれをプリ段のカソードにも使ってましたが、デカくて邪魔なことに気付き、最近では小さくて場所を取らないけど音が良いWIMA製(写真でチラッと見える赤色の品)に移行してます。

セラミックコンデンサは、ギター本体のトーンコントロール部には気に入って使うのですが、アンプでセラミックの使用は極一部だけ。数pF~50pFまでの容量をトーンコントロールに足して、音の最終調整をする時位です。

 

最後にスチロールコンデンサ(以下スチコン)

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これを多用するのがハム謹製アンプの特徴で、トーンコントロール、信号を分圧して減衰させる部分の高域補正、あとカップリングの一部にも使います。

これを足した時の、倍音の角が取れてなおかつ伸びるという、独特の高域の音がスゴく気に入っているので欠かせない品なのですが、耐圧500V以上になるとデッドストック品を探して買わなければならず、年々入手困難になってます。

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入手困難品の、Mallory製4700pF耐圧500V。これ見つけた時は嬉しくて20個位まとめ買いしたんですが、当たり前ですけどアンプ作る度に数が減って、今では何回数えても残り7個までになり悲しいんですよ。病気ですね。

プリ増幅2段目のカップリングでは、思い切って低音をカットするため0.01μF辺りの容量にしていますが、これを2個パラにして使った時の音が最高。枯渇した時に備え代替品を模索中なのですが、なかなか見つからない。

この調子で使用部品の紹介を続けると、あと3回位かかりそうで長いですが、お付き合いの程宜しくお願いいたします。

 

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