2018.08.29
皆様こんにちは。工場のハムでございます。
工場の方は先週リフトの交換作業を終えて、先月から続いていた内部の工事関係は終了いたしました。先週は入庫を制限してしまったので、入庫予定が延びてしまったお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしました。
さてまた今日もなんですが、エフェクターのネタを引っ張ってみようかと思います。
先日の動画の通り試奏を行ったのですが、原型であるTS-9の癖が割と出てしまいまして。それは、アンプ側のゲインを上げると低音が痩せてしまうことなんです。一応その対策として、オーディオアンプに使うようなトーンコントロール回路を追加したところ、これならOKだろうというレベルになったものの、ロー側のボリュームを一杯上げて丁度良い位だったので、そのマージンを確保するために、各コンデンサとトーンコントロールの値を見直しました。あと、テストで不要と判断したボリュームを省くこと、一部の部品銘柄を変更するなどを行った後の配線図は以下の通りで、
こんな感じです。ボリュームは試作機から2個減らしたけど6個付いてます。そのうち2個は、一回音を決めちゃった後はあまり使わない筈なので、半固定にして基板上に。電源電圧は9~20Vの範囲で使えるよう、電解コンデンサの耐圧を上げて、(フォトリレーやLEDは、CRDで電流をコントロールしているので問題なし)オペアンプはNE5532Pへ変更、バッファのトランジスタは、試作機ではTS-9のオリジナル同様2SC1815を使っていましたが、これから入手困難になりそうなのでFETの2SK2880に変更して、あとはコンデンサの容量を全体マシマシにしてます。
音質を弄るのに、ちょっと遊び心も出してオーディオではあまりやらない手法の、セラミックコンデンサをトーンコントロールに使うとか、場所によって敢えて銀メッキ線も採用してみるとか。狙い通りにいくと良いのですが。
この回路を、サンハヤトのICB-288という、72×47mmの基盤に収めるため、今回は結構慎重にレイアウトを練りました。それが以下の通りで、
一部のコンデンサは、ケースに付くボリュームに直接ハンダ付けして、これで何とか収まる予定。多分ですけど。
使用する部品も続々と届きました。入手先は、ギャレットオーディオとマルツ、あと近所のサトー電気です。
ギャレットから。主にレアなパーツの入手先。
ケースはフェラーリのヘッドカバーでお馴染みの、縮み塗装の赤。検査済みの紙は、貼ってある方が何か怪しい。昭和の頃、アメ横で売ってたフェラーリの財布に、検査済みのシールが貼ってあったのを思い出した。
マルツから。主にボリュームやFET、CRDなどを手配。
これで大体揃ったので、これから組み立てに入ります。
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