2018.11.28
皆様こんにちは工場のハムでございます。
たまたま茨城からの出張作業依頼が2件重なり、今日は一日外回りで出張作業を行っていました。
1件目に到着。355で、スローダウン警告が点灯した後にエンジンが停止したとのこと。
話の内容から、エキゾーストテンプコントロールユニット(いわゆるエキテンアンプ)が原因だろうと想像していたので、新品を2個持参してました。
テスターでチェックしたところ間違いなさそう。距離を走る方は平均で大体5年おきに交換になってしまうという、相変わらずの耐久性です。現地で新品に交換し作業終了。
そして次に向かいます。
次は430スクーデリアで、エンジンが始動しない、ギアが入らない。という症状。ちょっと手強そうだなと、点検手順をシミュレーションしながら向かいます。
確認すると、確かにギアはNから1にもRにも入らず、エンジンスタートスイッチを押してもセルが回りません。
そういえばドアを開けた時、F1ポンプの回る音がしないな。(エンジン始動前にF1システムの油圧を上げておくため、正常ならば運転席のドアを開けると一定時間ポンプが回る)と気が付いて、テスターを繋ぐ前にポンプの点検をすることに。
見やすいよう一部切り開いてますが、ヒューズが飛んでます。F1ポンプに限らずラジエーターファンなども含めたモーターは、経年で特に起動時の電流がどんどん増えていきます。それがついにヒューズの容量を超えてしまい、ヒューズが飛んだようです。そうするとモーターは完全に停止し、F1システムの油圧が上がらないため、保護装置が働いてエンジンが始動できなくなってました。
430系は360系よりF1のポンプが丈夫になったという印象だったのですが、さすがに10年以上経つと壊れる車も出てくるのですね。
会社に戻り次第部品を注文し、揃い次第工場へ入庫の段取りをすることでオーナー様に了承して頂きました。
一応これも想定内だったので、ポンプのヒューズも持参してました。とりあえずエンジンを掛けてトラックに積む位までは出来るよう、ヒューズを交換して応急処置は終了。
朝10時半ごろスタートして、1件目に到着したのが12時半ごろ。そして2件目の終了が3時過ぎ。今日は戻りが遅くなるのを覚悟してたのですが思いのほか順調で、そういえば帰り道に以前も当ブログで紹介しました国王神社あるぞ。と気が付いて、古代の茨城のヒーロ―である将門公にご挨拶。
その時の内容と重複しますが、ここで将門公は討ち取られ、娘(滝夜叉姫)が創建した神社です。その念というか悲壮感みたいなのが、この地にはまだ残っているような。
正月以来ですご無沙汰しております。
何とか無事に年を越せそうです有難うございました。と、ご挨拶した後、会社への帰路につきました。
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