360 モデナは F355 の後継車種として登場。製造期間 1999年-2005年 。
3.6 L エンジンを搭載することから「360」の名称が付きました。
アメリカ・アルコア社製のアルミニウム押し出し材によるオールアルミ製スペースフレームに
ボディ外装もアルミ製。
日本では左ハンドルのみの展開でしたが、オプションで右ハンドルを選択する事も出来ました。
1999年から日本へ導入され、クーペの「360 モデナ」・「360 モデナF1」。
2000年 オープンカーの「360 スパイダー」・「360 スパイダー F1」が追加されました。
2003年 360チャレンジの公道仕様となるチャレンジ・ストラダーレの販売が始まる。
エンジンは F355 の 3.5L V8エンジンを改良し、2mm ストロークアップした1 気筒 5 バルブの
3.6L V8エンジンをミッドシップマウントする。
このエンジンは、F355 より20PS の出力アップ、1.3kg·m のトルクアップを達成しました。
トランスミッションも F355 と同様、従来の 6速MTと6速セミAT( F1 マチック)を用意し、
F1 マチックには改良が施され、シフトダウン時にブリッピングが自動で行われるようになり
ステアリングのパドルで変速を行うシステム。
それでは本題に
エンジンルーム内の左側前方に燃料タンクがあります。
燃料タンクの頭頂部に燃料ポンプが設置されていますが、撮影時には既に不具合を
起こした燃料ポンプは外されていました。
画像は、左側 : 不具合を起こした燃料ポンプ・右側 : 新品の燃料ポンプ です。
ゴムのパッキンなどを新しいモノに付け替えて燃料タンクに戻します。
燃料タンクの頭頂部。
新品の燃料ポンプをタンクの中に沈めていきます。
漏れやにじみが出ないよう確認しながらしっかりゴムパッキンで穴を塞いでから、
トップに載る燃料ホースの付いた金属製の蓋を固定していきます。
このあと燃料ポンプの作動を確認してエンジンを掛けます。
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