メルセデス・ベンツが旗艦モデルとしてラインナップする「Sクラス」のフルモデルチェンジを予定しています。
メルセデス・ベンツSクラスは、2017年にビッグマイナーチェンジが行われデザインやスペックがリフレッシュされていました。
フルモデルチェンジする新型Sクラスは市販モデルが撮影されており、その走行性能やデザイン、快適性を新世代に大きく向上しています。
▼メルセデスベンツ新型Sクラスの変更点
- カーボンやアルミの使用率を引き上げることで、大幅に軽量化
- ボディサイズを拡大し左右輪幅(トレッド)をワイド化、走行安定性と快適性を向上
- 新世代の大型インフォテインメントディスプレイを採用
- ヘッドアップディスプレイに最新のARナビゲーションシステムを搭載
- 安全システムに、レベル3自動運転技術を採用
- リアアクスルステアリングにより、低速時の高い旋回性能と高速時の安定性を両立
- 電気自動車モデルを新設定
- 過去にSクラスに設定されていたクーペモデルの名称「SEC」を復活し、4ドアクーペとして設定
▼参考:メルセデス・ベンツSクラスのボディサイズ
- Sクラス(標準ボディ)
全長×全幅×全高:5125×1900×1495mm
ホイールベース:3035mm
車重:1970kg - Sクラスロング
全長×全幅×全高:5255×1900×1495mm
ホイールベース:3165mm
車重:2160kg
メルセデス・ベンツ新型Sクラスのボディサイズは、最新プラットフォームにより拡大されます。
▼メルセデス・ベンツ新型Sクラスのパワートレインとスペック
- 直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド「EQ Boost」
エンジン出力:370ps/51.0kgm
モーター出力:22ps/25.5kgm - 直列6気筒3Lディーゼルターボ
出力:286ps/61.2kgm - 直列6気筒3Lディーゼルターボ
出力:340ps/71.4kgm - 直列6気筒3Lターボ+電動コンプレッサー+モーター機能付発電機「EQブースト」
出力:441ps/53.0kgm - V型6気筒3Lガソリンツインターボ + 電気モータープラグインハイブリッド
エンジン出力:367ps/50.1kgm
モーター出力:122ps/44.9kgm
EV航続距離:50km - V型8気筒4Lガソリンツインターボ
出力:612ps/91.8kgm - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR or 4WD「4MATIC」
最新システム!メルセデスベンツ新型Sクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Sクラスには、自動運転車の技術「レベル3(条件付自動運転)」に相当する安全システムが搭載されます。
現行モデルでは、「レベル2(部分自動運転)」に相当するステアリングアシスト付きのアダプティブクルーズコントロールを含むシステムが採用されていました。
レベル3安全システムでは、中央分離帯で車道が分けられている道路にて、60km/hほどの低速域での運転をシステムに任せることができるようになります。
レベル3自動運転技術は、Sクラスのライバルであるアウディ「A8」が全面改良で世界初採用しており、メルセデスも対抗することになります。
何となく、ワクワクして来ますね!!
今年の2020年、秋頃には発表になり発売との事です!!