2018.03.21
皆様こんにちは。工場のハムでございます。
先日、各地の神社を紹介したところ、関東でお勧めの神社も紹介して欲しいというリクエストを頂きまして。本業にカスリもしない話題でも反響頂けるとは有り難いことです。
というわけで、他のスタッフは海外ネタで盛り上がっているところ、相変わらず車は全く関係ないというマイペース。
今日は関東お勧めの二社、かなり直球でありますが鹿島神宮と香取神宮を紹介してみます。
平安時代に作られた延喜式神名帳(全国の神社を位付けしたような書物)において、神宮という呼び名は伊勢、鹿島、香取の三社だけです。それが神社の格を表すとすれば、あの伊勢神宮と同格は当時の日本に二社しかなく、そのいずれも関東で、しかも利根川の河口付近を対岸から挟むように鎮座しています。
鹿島神宮本殿(重要文化財)かなり豪華な造り。鹿島神宮の建物の多くは、徳川家から奉納されている。
鹿島神宮奥宮(重要文化財)徳川家康が奉納。
香取神宮拝殿。写真は香取神宮HPより拝借しました。
祭神は鹿島がタケミカヅチ神、香取がフツヌシ神。どちらも出雲の国譲りで主役として活躍した神、武神です。
神名帳が編纂された西暦927年当時の中心は京都で、東北は平定できていたか怪しい頃。関東はというと、まさに平将門が生きていた時代ですね。地方豪族が内紛しているイメージなのですが、そんな地に何故かずば抜けた社格を持つ二社が存在している。私は茨城県出身ということもあり、かなり前から何故だろうと疑問に思っていました。
そこで奈良に目を向けると、両神を勧請し祭る春日大社の存在。藤原氏の氏神になっています。藤原氏の権勢と共に両社の格式も上がっていったのではないかと。そんな想像をするようになりました。特に鹿島神宮は中臣氏であり藤原氏のルーツになるのかもしれませんが、私が調べた限りでは良く分かりませんでした。
また、古くに創建された神社ほどシャーマニズムの名残が強く、特に鹿島神宮は、太占といって鹿の肩甲骨を焼き、そのヒビで占う権威だったと思われます。依り代のお告げや占いの結果が政治的な判断に影響する当時は、そのシャーマンとしての権威も政治家には必要だったことでしょう。現在でも鹿島神宮や奈良公園に沢山居る鹿は、単なるペットではなく、きっと占いの道具だったんですね。
そんな昔の出来事に思いを馳せながら古社ばかり参拝しています。
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