2018.10.10
皆様こんにちは工場のハムでございます。
ここのところあまり紹介していなかった神社巡りの趣味ですが、そのルーツといいますか元々は、大阪に住んでいた頃に寺巡りをしていたのが始まりで。
関西に住んでみると、特に奈良は国宝だらけなことに気が付きまして、それならば大阪にいる間はその国宝を観て回ろうではないかと。人が作った物が国も認める宝になることに、一体どんな物を作れば国が認めてくれるんだ?という興味を持ったのがきっかけでした。
その頃住んでいたのは大阪の大東市だったので、生駒の山を越えればスグにかつての平城京。東大寺、春日大社、唐招提寺、薬師寺などなど、建物といい仏像といい、まさに国宝がゴロゴロしている地でした。
なかでも、5~6回足を運んだのは薬師寺でした。
創建されたのは、ちょうど寺の建設が国家プロジェクトで行われていた白鳳時代。仏教が一般に広まり大衆化していった後の時代のものより、明らかにクオリティーが高いというか、恐ろしく手間を掛けて1つ1つを製作している印象です。
この、1300年立ち続けている3重の塔は、現在改修中で観れないそうです。
ここに鎮座する、有名な薬師如来、日光、月光の各像はいずれも国宝。特に薬師如来像は座る台座も国宝という、国宝on国宝状態。他の寺の仏像は大抵木製ですが、これらは銅の鋳物で、1300年前の当時に、こんなに高度な鋳物の技術もあったのかと、それにも驚きでした。
堂内は撮影禁止なので、堂の外から望遠で撮った薬師如来と月光像。
最初のうちは、国宝になる物とは何ぞや?を理解したくて、ウーンとか唸りながら1体につき30分位眺めていたのが懐かしい。奈良市に坐ます国宝の仏像は大体観に行ったのですが、国宝とは工作技法や美しさの他にも、歴史的価値との総合で評価されるようなので、何だか分かったような分からないような。
3重の塔。あと2年で改修が終わるとか。
その後、平城京にある国宝を制覇した後は、それより以前の日本の歴史に興味を持つようになりました。対象の時代が遡るにつれ訪れる先は奈良市より南になっていき、日本書紀にも出てくる山の辺の道沿いにある神社を訪れるようになり、2000年近く前に実際に起こったであろう出来事、書紀の記述に思いを馳せるようになったのでありました。
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